独身税が2020年に可決施行される!?差別、憲法違反と反対の声も財務省で検討中?

独身者をいじめないで!独身税反対!!

「独身税」という言葉を聴いたことはありますか?

独身税については2020年に可決施行されるとの噂や、差別、憲法違反と反対の声も挙がっている状況です。

独身者から税金を取るために、財務省が検討中らしいとの情報を得たので調べてみることにしました。

スポンサーリンク

独身税とは

独身税とは独身者に課する税金のことです。

独身税の提唱者はイタリアのムッソリーニ

独身税の最初の提唱者は20世紀前半のイタリアの政治家であるベニート・ムッソリーニです。

当時ムッソリーニは独身税、子無税を提案しており

・独身の人

・子どもがない人

からは税金を多く取ろうという考えでした。

結局ムッソリーニは首相にもなりながら、第二次世界大戦の責任を取る形で失脚することになり、独身税・子無税は実現しませんでした。

日本で独身税の存在が明らかになったキッカケ

2004年12月に自民党の子育て小委員会にて、柴山昌彦衆議院議員が独身税を提案した事がキッカケで独身税について議論されていることが世に知られることになりました。

日本で独身税が話題になったキッカケ

石川県かほく市で2017年8月29日に開かれた「子育て世代の母親と財務省主計局との意見交換会」で、独身者に税金を課す「独身税」が提案されたのがキッカケで現在話題になっているようです。

この会の参加者の1人が

「子どもを産まないのも選択肢の一つだと思うが、結婚して子どもを育てると生活水準が下がる。独身者に負担をお願いできないか」

と質問したようです。

この質問に財務省の担当者が答えたのが

「独身税の議論があったが、進んでいない」

でした。

この財務省担当者の発言で会場が「えっ!独身税って議論されてるんだ…マジか!」とのどよめいたとのこと。

これをキッカケに各種メディアでニュースとして取り上げられ、現在に至っています。

過去に独身税が導入された国「ブルガリア」の事例

実は現在、独身税を課している国はありません。

独身税については過去にブルガリアという国で施行されたことがあるようです。

ブルガリアで独身税が導入されていたのは1968~1989年。

当時、ブルガリアでは少子化が進んでいて、将来的に大幅に労働力が不足することが懸念されていました。

そのため、国は「独身者に結婚をして子供を作ってもらおう!」と考え、独身税が制定されたんです。

徴収された税は収入の5~10%とかなり大きな金額だったみたい。(高すぎだろ!

そして、独身税を導入した結果、、、逆に出生率が減少するという予想外の展開に。笑

導入前は2.18%だった出生率が1.86%に下がり、完全に逆効果になってしまいました。

失敗の原因として「金銭的に余裕のない層がますます結婚から遠ざかってしまった」ことが挙げられています。

独身税が高いのでお金をためることができず結婚できないし、もちろん子どももつくれない訳ですから。笑

日本で検討されている独身税も目的は同じだと思うのですが、ブルガリアと同様に施行したとしても逆効果になる可能性が高そうです。

人間、根本的な思考は一緒。そして歴史は繰り返しますからね。

いつから導入される

上記の騒動後に「モーニングショー」があらためて財務省に独身税について財務省にインタビューしたところ

現段階ではお答えできません

との回答でした。

具体的な独身税導入の時期は未定でそもそも施行に向かって検討が進むのかどうかも微妙ですが、独身税について議論されているのは間違いないようです。

そうでなきゃ「現段階ではお答えできません」って回答しないですよね。

この回答を言い換えると「今は言えないけどその内話すから待っててね」ってことですから…

独身税についてのネット上の声

「財務省がそんなことを考えておったのかあ」 吉永みち子(作家)

「少子化対策という意味で言うなら、独身でいる人を罰するような形で課税しても効果ないですよ。結婚して子どもをもったらいいことがあるよという形にしないと意味がない」 玉川徹(テレビ朝日解説委員)

独身税についてのまとめ

財務省がうっかり口をすべらせてしまった独身税。

独身税がいつ施行されるかどうかは現段階では不明ですが、財務省内で議論されていることは間違いなさそうです。

独身者と言っても裕福な独身貴族からシングルマザーまで色々な層がいるため、独身者全員から徴収するというのは現実的ではないと考えます。

施行されるとすれば、特定の条件を満たす独身者から税を徴収するようになるでしょうね。

うーん、独身を謳歌している独身貴族の私にとっては絶対に制定されてほしくない税ですね。

コージィ☆

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする